以前のように週1回更新ではなくなったとはいえ、書き始めては途中で止まり、下書きばかりが溜まっていく日々です。
先週末の出来事を書こう、書こうと思っていたものの、週の半ばはマスコミ対応などに追われ、気づけばあっという間に金曜日になってしまいました。
それにしてもメディアというのは、有ること無いことをいかようにも書けてしまうものですね。
報道の自由とはいえ、真実と異なる記事がどれほどの影響を与えるか、少しは考えてほしいものです。完全に愚痴ですが…。
そう考えると私のブログも誤解を招くような表現、発信は控えねばと思うばかりです。
さて、気づけば早くも2月に突入しました。(もう10日以上経っていますが)
それでも今年は2月だというのに最高気温が10度を超える日が多く、例年の「もっとも寒い季節」という印象とは違うようです。
そんなことを思っていた矢先、先週末はまさかの吹雪に見舞われました。
都心でも積雪予報が出ていたのでどうなることかと思いましたが、前日までは本当に降るのか半信半疑。しかし朝起きてみると一面の雪景色で、しかもまだ降り続いている。どうしたものかと様子を見ていましたが、練習中止や電車の遅延といった連絡は特にありません。
念のため確認すると、「予定通り乗艇です」と白川から返信があったので、長靴にカッパを着て戸田ボートコースへ向かいました。
さすがに雪が降るだけあって気温はぐっと下がり、肌で感じる寒さは今年一番でした。
結局、全員が無事に集合し、このコンディションで乗艇するかどうかはクルーごとの判断にしましたが、結果として全員が乗艇することに。元気よく(?)出艇していきました。
特別うちの部だけが無茶をしているわけではなく、他にも吹雪の中で乗艇しているクルーはいくつか見かけました。これがボート界では当たり前なのかもしれません。
とはいえ、船台には雪が積もり転倒リスクもありますし、転覆すれば命の危険すらあります。慎重に、と念押しはしました。
というのも、前日には白川が故意ではないにせよ他艇と衝突して艇を破損し、菜名ちゃんは初めての沈(転覆)を経験したという報告を受けていたので、また何か起きるのではと不安が先行していたのです。
それでも、こんな雪景色の中で乗艇する機会は1年に1度あるかないか。普段とは違う景色の中で漕ぐことは、ある意味で新鮮だったのかもしれません。
私もこの日は菜名ちゃんとダブルスカルで乗艇することになり、この寒さでは気持ちが上がるわけではありませんでしたが、「こういうときだからこそできる練習を」と水上に出ました。
練習時間中が一番のピークではないかと思うほどの吹雪。
冬場は漕いでいるときはあまり寒さを感じないものですが、この日は露出している部分の冷たさと、反転時の風が堪えました。
それでも、少しでも彼女のプラスになればと淡々と周回を重ねましたが、喘息持ちの私には乾いた空気が辛く、予定より早めに陸に上がることに。
全員が陸に戻る頃には雪も止み、練習後には荒川で雪滑りをしようと1年生3人が駆け出していくほど元気で、少し安心しました。
実は春練が始まった矢先、また1名の退部者が出ました。
ここでは多くを語りませんが、大勢入部した1年生は一人、また一人と去り、気づけばTAを含めて残り5人。
ただでさえ少人数の部活ですから、退部による精神的ダメージは計り知れません。
長い春練を乗り越えるうえで最も必要なモチベーションにどう影響したか心配していましたが、この日の様子を見る限り、それぞれが自分の目標を見失わずに過ごせているようで、少し安堵しました。
とはいえ、本当に春練は長いものです。
いえ、目標が見えていればあっという間なのですが。
毎日が同じことの繰り返しに思えるかもしれませんが、この積み重ねこそがボートでは最も大切です。
だからこそ、気候や天気による意欲の低下、部員の退部、怪我などの精神的ダメージを乗り越えるだけの強い意志やモチベーションを育んでいかねばと、改めて感じています。
私自身も公私ともに情熱を失いかけている近頃ですが、再び自分に火を灯せるよう、彼ら彼女らとともに歩んでいこうと思います。
そういえば、「パッション」が情熱を意味することはよく知られていますが、一方で語源は「受難」であるという説もあります。
情熱と受難。相反するようでいて、もしかすると苦難を乗り越えることで、それが情熱へと変わるということなのかもしれません。
もちろん、世の中には自分ではどうにもならないことが無数にあります。
それでも、どんな苦難も逆境も乗り越えるからこそ価値がある。諦めるのは簡単です。
立ち止まってもいい。逃げてもいい。
それでも、乗り越えてこそ道は開けるのだと思います。
だからこそ、皆で励まし合い、支え合い、前に進んでいくのです。
それがきっと、かけがえのない経験になると信じて。
本日はこの日の練習動画の一部も公開させていただきます。
ちなみにこの吹雪の中、TAの優奈ちゃんが参加し、撮影してくれました。
冬の寒い中でも毎週撮影してくれるTAの皆さんには頭が下がります。本当にいつもありがとう!
1x(白川)
2x(仲村・髙橋クルー)
2x(須田・重信クルー)


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