最近は更新の間隔が空いてしまい、書き出しから少し戸惑うほど、何をどう綴ればいいのか迷う自分がいます。
前回の投稿は、まさに個人ブログのつぶやきのようになってしまいましたが、今回はしっかりと部のことを書こうと思います。
先日、青山学院大学ボート部の2026年激励会を開催しました。
今年で3年目となるこの会についての説明は割愛しますが、今年も会場のキャパギリギリまで多くの方にお越しいただき、盛大に開催することができました。
ご参加くださった皆さま、そして残念ながらご都合がつかなかったものの、日頃から物心両面で部を支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
「激励会」という名称ではありますが、私の中では“感謝の集い”に近いものだと感じています。
卒業生のご家族、若手OB、日頃から運営を支えてくれているスタッフなど、あらゆる関係者が一堂に会し、ボート部の“今”や思い出話に花を咲かせる場でもあります。
現役部員にとっても、日常の練習では味わえない社交の場であり、感謝を伝える絶好の機会でもあります。
そんな激励会ですが、本来であればここにいたはずの部員が、この1年で多く去っていきました。
理由はさまざまですが、こうした出来事を経て、部がより結束し、新しく生まれ変わろうとしていることを強く感じています。
私自身、監督を務めて気づけば10数年が経ちました。
この日も創世記メンバーである玉虫、ジョン、米山の3世代が参加してくれ、積み重ねてきた思いが今の部員にも少しでも伝わってくれればと願うばかりです。
玉虫が現役部員を見て「若いなぁ」とつぶやいていましたが、実はその玉虫と今の1年生の年齢差は、当時の私と彼らの年齢差と同じくらいです。
そう、あの頃は皆、若かったのです。若気の至りもありましたが(笑)、こうしてまた集まってくれることが何より嬉しいことです。
保護者の皆さまも毎年のように参加してくださり、「同窓会のような気持ちでこれからも来たい」と言っていただけたことも本当にありがたいことでした。
人が集うのは、互いに感謝の気持ちがあるからこそ。
このサイクルはこれからも変わらず続いていくと信じていますし、この先もたとえ欠けることがあっても、私はそれを否定しないようにしたい。そして、どうかこの循環だけは否定しないでほしいと心の中で願っています。
会の締めは、今年も私の挨拶でした。
最近は卒業生への贈り物とメッセージが恒例になりつつあります。
今年の卒業生は淡路ただ一人。
人数は一人でも、これからは多くのOBが仲間として待っています。安心してほしいと思います。
(これは贈る言葉ではありませんが…)
今回、淡路に贈った言葉は「やり抜く力」についてでした。
ある方から教わり、私自身とても感銘を受けた言葉です。
淡路は皆さんご存じの通り、入部当初から大きなポテンシャルを秘めた選手でした。
4年後がどうなっているのか、心から期待できる選手でした。
この4年間は、まさに淡路を中心に戦略を練り、歩んできたと言っても過言ではありません。
華々しい活躍の一方で、最後に伸び悩む姿を見るのは私にとっても苦しいものでした。
ある日、車中で二人で話していたとき、彼は「ここでは最後までやり切りたい」と言いました。
その言葉に、入部時の決意と今の心境が重なっているように感じました。
保護者代表として挨拶された淡路のお父さまからも、現役部員らに対して「ぜひやり切ってほしい」という激励がありました。
そう、やり切ることは本当に大切なことなのです。
だからこそ、私もずっと心の中で「やり切れ、やり切れ」と応援し続けていました。
最後のレースは負けてしまいましたが、そこには確かに“やり切った”淡路の姿がありました。
レースを見て、私自身もそう感じました。
しかし、なぜか私はレース後に涙がこぼれ、言葉が出てきませんでした。
こんな自分は初めてでした。
レースに負けた悔しさだけではありません。
これほどの大器が入部してくれたのに、満足のいく結果を出させてあげられなかったという思いもありました。
そして何より、彼が“最後までやり抜く”ことができなかったのではないかと、どこかで気づいていたのかもしれません。
だからこそ、あえてこの言葉を贈りました。
やり切ることも大事だが、やり抜くことこそ、これからの君に必要な力だ。
もしかすると皆さんには伝わりにくいメッセージだったかもしれません。
しかしその日の深夜、淡路から「言葉が響きました」と感謝の連絡が届きました。
やり切ることも大事だが、やり抜くことこそ、これからの君に必要なことなのだと。
きっと彼は、これからの人生で必要なことに気づいてくれたのでしょう。
これから素晴らしい人生が待っています。
ここで過ごした日々の中で得たもの、感じ取ったものが、その糧になればと願っています。
さて、皆さんも「やり抜く力」について、共に考えていきませんか。


コメント