まさに充実一途

いよいよお花見レガッタが今週末に迫りました。たかが開幕戦と言えど、今季が始まるのを実感するレースですからやはり気持ちが高まってくるのを感じます。

春の短期集中練習期間は予定通り今週7クール目をもって終了し、その集大成がエルゴ記録とこのお花見レガッタだと位置付けています。

実際に今週土曜日にはコース閉鎖の関係で一日前倒しをしたエルゴ測定が行われ、あいにく仕事で私自身は直接目にすることができませんでしたが、鈴木、吉澤、淡路の3名が見事に記録を更新したようです。

鈴木、吉澤は7分切りこそならなかったものの、共に7分一桁に突入し、もはや7分切りも時間の問題かと思います。淡路に至ってはこの春の目標としていた6:55を上回り、50秒を切るかという記録を出したのですから、この勢いはまだしばらくは続きそうです。

これは一つに今回の練習期間で行ってきた毎週の測定の慣れというのもあるのでしょう。そして測定のためのハイレートに体が適応してきたことも全員のレート、ラップを見ても分かります。鏑木はまだ記録自体が未達ですが、恐らく目標タイムを狙いにいっている様子がうかがえますので、こちらはもうしばらく見守ることにします。

さてさて、私自身は日曜日の午前、午後と練習に参加しましたが、先週よりはじめたランニングも継続しつつ、乗艇での彼らの仕上がり具合を確認しました。

午前中は日曜日に一発決勝となるクォドでの練習でしたが、昨年、千葉大学と混成で組んでいたより、いい仕上がりにも見え、当の本人らもその感触はあるようです。これは昨年、クォドで出漕していた鈴木、吉澤の技術の向上はもとより、フィジカルの成長もあるのですからそれは当然と言えば当然かもしれません。

ただし、スタート練習を見る限りでは笑いが噴出してしまうほどにうまくいかないのが陸からも見て取れました。これまでシングルやダブルと言った小艇でのレース経験が多かったせいもあって、4人で合わすとなるとやはり難しいのでしょう。

陸に上がってからも特に疑問を感じている淡路に皆が指導していましたが、残り1週間でそれなりには仕上げてくれることを期待しています。そしてレースでは一発本番で良いスタートを決められるか、そこに尽きるかもしれませんね。

また午後はシングル、ダブルに分かれての乗艇でしたが、それぞれを見てもやはり以前と比べても
水中の強度、艇の進みが違うことがよく分かります。もちろん個々に抱える課題はあるもののこの二か月での目標なり、自身らの課題と日々向き合ってきた成果であり、自らがその成長を実感しているのかもしれません。

これでまだ3月。今季は挑戦だけでなく、勝負のシーズンになるのではないか、そう予感させれくれるだけの皆の充実ぶりに一人想像だけが膨らんでいきました。今だ高い壁としてそびえ立つ全日本級レースに今季こそは楽しみと期待をもってチャレンジしていければと思います。

お花見レガッタのレース時間等は今後、ホームページにてお知らせいたしますので、是非とも皆の成長を生で見に来ていただければと思います。

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