伝統に終止符を打ったお詫び

新年早々、デジタル緑水と題しまして一週間にわたって7人の部員の『生の声』をお届けさせていただきました。そもそもお前の手抜きでは?と思われるかもしれませんが笑。

ただ毎年恒例のようにOB、OGの皆さまへは年賀状をお送りさせていただいております。ですのでブログを見るきっかけの種まきをしつつ、そこに皆さんに興味をもってもらえる内容の方が良いのでは?という私なりの考えでした(汗。

ちなみに一部住所不明で返送されてくるのですが、もしこのブログを読まれていて、年賀状が届いていないという方がおられましたら是非ご連絡お待ちしております。

また、デジタル緑水というタイトルでピンとくる方も多いのではないでしょうか。実は私が入部した最初の年はまだこの『緑水』という冊子が発行されていました。これはいつの時代からはじまったことなのか、今考えてみてもすべては謎に包まれています。ただ、私の大学1年時に原稿を書いて以降、その年の発行をもってその先、発行されることはありませんでした。

部員不足?、単なる私の手抜き?とにもかくにも当部の伝統であったやもしれないものを私が関与していた時代に終わらせてしまったその後悔、反省、そしてお詫びの意味もありますが、今の時代になって復活させることで興味をもってもらえないか、そんな単純なアイデアでしたが、その効果は果たして…。

年末年始を挟み、気付けばもう10日以上が経過しました。さすがに成人の日を終えるまでは国内はお正月の空気感が漂っており、仕事はじめの4日なんかはやはりまだまだ電車も少なかったですよね。正月休みが長いところは羨ましいものだと毎年思うことですが、常に動いていないと落ち着かない性格もあってこれくらいが私にはちょうどいいのでしょう。

また暮れに投稿した通り部の年始の活動再開はトレーニングと語っておきながら、この当日に現れたのは鏑木と私の二人ぼっちでした笑。4日から開けてもらったトレーナーの吉澤さんや髙城さんにはなんだか申し訳ない気持ちとなりながらも2年前はこんな状況だったなと懐かしみながら新年早々にハードなトレーニングを課し、終えた後の帰りの電車ではこみ上げてくるものがありました。(感情ではないやつです)

それくらいに少数で厳しいことをやるというのは気持ち的にも難しいのだと改めて実感したものです。いや、以前は二人でも出来ていたのかもしれません。それでもぽっかりと穴が開いたと思えるくらい下級生たちがいない静かな空間で追い込むことは難しくありました。部員がいることに改めて感謝するのと周りの刺激や切磋琢磨というのはスポーツの世界で本当に重要なことなのでしょうね。

そして、7日(土)には全員が顔を揃えて初漕ぎを終えました。練習内容というより新年の顔合わせとして集まることに意味を持たせていましたが、練習後のミーティングでは今年の活動に向けていくつか話し合いをしました。内容については今後、機会があれば伝えていくつもりですが、やはり部員がいるからこそ部のミーティングや練習前後のコミュニケーションを今まで以上に増やすこと、これは皆へお願いしました。

デジタル緑水の部員らの声を見ても分かる通り、それぞれがそれぞれに考えながら行動をして今に至ります。それでも自分の脳内にあるだけと、他者に伝えること、表現することでは全くと言っていいほど効果が違います。ボートは特に単調な動きに単純な練習メニューです。(語弊があるかもしれませんがお許しを)

ファインプレーもなければ球技のチームスポーツのようなコンビネーションもなく、努力が結果に結び付くような泥臭い競技です。それでもやはりそれぞれの練習の中で得られることや、調子など含めてそれぞれが感じていることに違いはあります。質の良い練習をしていくために、一つ一つの限られた練習の中でもう一度、当部が目指している練習内容や基本方針を立ち返る、そんなきっかけとなる初漕ぎとなったのではないでしょうか。

これから学生らは試験期間にも突入します。少しアクセルを踏むのをやめて心身ともに整えて春季合宿に挑みたいと思います。昨年は合宿イン早々に私自身がコロナに罹患してしまい迷惑をかけましたが、今年は7人の部員で有意義な時間となるよう、皆それぞれが考えて行動をしてもらうつもりです。春に向けた新勧対策や、多くの関係者を巻きこむための広報活動など、練習のみならず部が飛躍するためのアイデアを皆で考えながら実践してくれることを期待しています。

そしてこのタイミングになりますが、新コーチ就任のお知らせです。昨年暮れにあるOBの方へコーチ就任を打診し、快く引き受けていただきました。それが誰か?それは次回の投稿のお楽しみとさせていただきます。乞うご期待ください。

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