水面鏡のような絶好のコンディション

練習を再開して数日が経過しました。

インカレというビッグイベントを終えたコースは普段の様子とはまた一変し、今朝は水面にコース沿いの建物が見事に映し出され、まるで水面鏡。

こうした状態が見られるということは、つまり練習艇が他に見当たらないことを意味しており、実際にも数えるほどのシングル艇(恐らく個人での練習程度)しかいませんでした。

このコンディションで行えることは一年を通しても稀で、漕いだ者にしか分からない感覚があるものです。

ボートを漕ぐという本来の気持ちよさなど、まさに真髄。この感覚を忘れずに継続していきたいものです。

さて、当部についてはこれからシーズンオフの期間でやるべき課題は山積みであることは以前にも述べました。

ですが、地道に進んでいくには長い道のりです。

冬場の練習は目的がはっきりしていないとただこなすだけの日々になりかねない懸念もあります。

チームとして目指すべき目標は明確ですが、そのために個人として、取り組むべき短期的な目標設定をしっかり行い、具体的に行動に移していけるためのきっかけづくりから始めてみることとします。

当面の目標となるのは来週末(14)に戸田で開催されるクリスマスレガッタ。

冬も迎えていないこの時期にクリスマスとはなんとも奇妙なネーミングのレースですが、距離も500mと今もてる力でチャレンジが可能なレースです。

何よりレース経験の浅い彼らにとってはレースで得られる経験は普段の練習の何倍もの効果があることでしょう。

ここに向けた過程もそれぞれのクルーで試行錯誤しながら行い、レース後にはここまでの過程についてのレビューもしっかり行えば、たとえ正規の距離ではないものの収穫がきっとあることでしょう。

尚、クルーは鏑木が初のシングル、そして一年生二人でのダブルと初モノづくしではありますが、この経験を更なる糧として、次なるステップへつなげていきたいと思います。

 

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