為せば成る、為さねば成らぬ何事も

先週のブログでラストウィークと述べた一週間は実に早いものでした。15年勤務した職場、同僚とも別れを終え、火曜からは新天地での再出発となります。別れもあれば出会いもある春という季節です。別れを惜しみつつも、新たなスタートへ期待に胸を膨らませ、前を向いていこうと思います。

ボート部のブログでありながら、ついつい自身にとっても大きな出来事であったため私的なことから書き出してしまいましたが、お花見レガッタまでも残り一週間となりました。

練習は至って順調で、ハードエルゴも残すところは明日、最も過酷な3000mを残すのみとなりました。そして明後日、月曜には暮れの測定以来の全体での測定を行います。前回の反省では、冬場で体と心肺機能がうまく機能しなかったのもあって予想以上にタイムが伸びていませんでした。なにより2000m慣れが出来ていない経験の浅さも結果に繋がらなかった要因の一つでもあったため、この恐怖心を克服するために課せられた3000m。果たしてここまでの過程による成果がでるのか期待を持って見守ろうと思います。

またお花見レガッタが終われば、春の合宿は一区切りとなり、いよいよその先には、新入生勧誘行事や試乗会が待ち受けています。数年前はこのイベントを重要だと私一人が意気込み、自らチラシを制作したり、学生らにもちゃんとやるようにとしつこいくらいのハッパをかけたものです。ただそれが逆効果だったのか結果が振るわないことが多くあり、部の存続を第一に考えていた私にとっては焦りも不安も多くありました。

それでもここ数年はコロナによる勧誘行事の中止など逆風はあるものの、実はあまり心配をしていません。むしろ気負わず、自然体でいこうと妙な落ち着きすらあります。これはどんなにあの手この手を使って、PRしても、いいことばかりを述べても、作っていきたい組織のあり方に相反する部員を求めなくなったのも理由の一つにあります。これまでは部員を入れることを目的としすぎて、その方法ばかりに目が行きがちでしたが、今は違います。

組織にとって何が重要で、何を目指すか、目的もコンセプトがはっきりと見えており、これが監督業数年で見えてきた答えであります。だからこそそのために必要なことを考えることが一番の解決方法なのだと私自身が理解できてもいます。もちろん部員らが、求めているものも当然あることでしょう。ただ、互いにそれぞれの考えや思いはありつつも、方向性は合致していると感じられ、今は少数の部ながら何ら悲観することはなく、これからの組織づくりには楽しみしかないのです。

組織を良くする、良くしたいと思うなら自らが行動しなければいけない、とただただ焦りと不安で行動していた過去の自分。結果につながらないことに苛立ち、思うように結果に繋がらない日々でした。今は自分達が何をすべきかを部員らが自ら理解し、考えて、行動をしてくれます。これは練習への取り組みも、勧誘が迫る中、こうした取り組みに対しても私が言うまでもなく、自発的に行なってくれています。こうした考えの確立と自らの経験、そして今の部員らとの関係性によって、この1年で大きく変化しています。

組織とは一人のリーダーシップだけで進んでいくほど簡単ではありません。これは仕事でも痛いほどに身に染みて、特にこの数年ではそれぞれが考えて、行動してくれるように促し、人を育ててきたつもりです。最後の勤務となった昨日、それぞれの思いや、考えを聞き、これまでの日々が無駄ではなかったこと、そして共に築き上げてきた信頼関係にこれ以上のものはないと心が満たされもしました。

仕事も部活も、当時は一向に答えが出ず、先の見通しも立たないことばかりでした。でもその気になればなんでもできるものなのだと改めて感じています。新たな職場では当然、不安も多くありますが、こうした経験を自信に強固な組織作りに励んでいくつもりです。結局は最後もまた自分の話に戻ることになりましたね。それくらい異動は私にとって大きな変化でもありましたので、すみません。また近日中に部のこともきちんとレポートしますので、今回はお許しください。

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