いつかのクリスマス

今日は冷たい風が吹き込んできて、一段と寒さが増したと感じます。巷ではイヴイヴと言われ、浮かれ気分になるものの、この表現自体、実は正しくはないようですね。とは言え、街のイルミネーションや聞こえてくるMUSICから、やはりどこか気持ちは上向いてくるものですね。と同時にクリスマスという時期を迎え、今年が終わることを更に実感し、1年の早さを切に感じます。

さて、当部でもいよいよ漕ぎ納めが近づいてきました。今年はよりによってクリスマスとちょうど重なる日程となります。そして漕ぎ納めとなるとその前に恒例のエルゴ測定も待ち構えているのです。そう考えると学生たちにとっては憂鬱なクリスマス前となっていることでしょうか。運命の測定は明日予定していますが、きっとクリスマス時期の測定というのはカレンダーで見ても今後しばらくはありません。もちろん本人にとっても記録が達成されれば鮮明に記憶に残り、後にいつかのクリスマスと振り返るのも悪くはないでしょう。

昨年よりインカレ出漕のエルゴ基準を満たすことを目標に掲げ、今年も事前予告で複数回実施してきましたが、実際に記録達成できたのは鏑木1名です。もちろん全員がそのポテンシャルを秘めているもののそれでも記録が出ないのがエルゴ測定の難しさでもあるんですよね。

一度記録を出して壁を乗り越えてしまえば気持ちも楽になり、更なるレコードも夢ではないのですが、変なプレッシャーと恐怖がきっとそれを邪魔するのでしょう。中には毎週、毎月の測定を実施する大学もあることでしょう。私自身も高校時代のこの冬場は毎週月曜にエルゴ測定とレコードから5秒以内でないと「おかわり」なんて別メニューまで加えられていたので、義務的な実施に良い思い出はありませんが。

当部に関して言えば、ある程度の間隔で記録が望める時期を見込んで実施しています。ですが、公式的な測定から離れて久しいわけですから、今回は今年の集大成、そして現在の力試しという気持ちで挑んでほしいなと思っています。(恐らく一人くらいはレコードを出してくれるものと信じて・・・)

そしてそれを乗り越えれば25日の乗艇がいよいよ漕ぎ納めとなります。私もようやく日曜勤務が今週までとなるので、そこには立ち会えませんが、最後まで今年も事故なく、それぞれにとって良い練習で終えてほしいなと思っています。

話しは変わり、先週の土曜日、岩田先生の後任部長となった咲川先生が戸田へお見えになりました。今年度から新部長に就任され、部員らとの顔合わせ機会をと検討してきましたが、中々タイミングが合わず、年内に機会をもつことができ、正直ホッとしてもおります。

先生自身は学生時代にラクロス部所属ということで、スポーツには馴染み、関心があるようですが、ボート競技にはまったく所縁もなく、今回見るのが初めてとのことでした。それでもこの寒空の中、練習環境や実際の練習を見ていただき、自転車伴走までしていただけたので、競技についても少しは理解をしてもらえる機会になったのではないでしょうか。

来季は是非試合も観戦いただけるような機会を持てればと思い、活動についても定期的に報告していくつもりです。また今後、大学との連携という点でもこれまで以上に密に連絡を取り合いながら、学生らの良き相談相手となっていただけるようお願いしたいと思っております。

本来であれば今季から実施してきた保護者会との納会なんかもこの時期に企画検討するつもりではありましたが、さすがに感染再拡大の中、開催することは心苦しく、見送ることにいたしました。それでもこうして部活動が大きな制限なく、続けられていることに感謝したいですね。

ひと足早いですが、メリークリスマス!

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