自身の行動に責任をもつということ

明日から世間ではお盆休みに突入です。

今年の夏は帰省や旅行で全国各地賑わうことでしょう。私自身は仕事柄、お盆休みがあるわけでもないので、この時期は電車が空いていいなくらいにしか思いません。

そして戸田の地では何ら変わらず日々の練習に励む部員らもいるので、可能な限りで寄り添ってコミュニケーションを取っていくつもりです。

さて、そんな当部で先週末、ちょっとした出来事がありました。

一つはしばらく静養していた吉澤が久々に顔を見せてくれ、1年生の指導やら自身の練習も再開してくれました。

ここに至るまでのやり取りで、それこそコミュニケーション不足を露呈することもありました。

それには私も自身の反省を述べつつも、少し口うるさいことをあえて言いました。

この部は練習をするもしないも個人の責任において、判断して行うことを基本としています。

やらされる練習、私が押し付ける練習をすることが部のありかたでもないので、自らの行動は自らで決めて構わないとしています。

ただし、それは行動だけでは他者に伝わらないので、自らの考え、思いを発信することが必要であると常々考えています。

ですから部としてやっている以上は、自身の行動には常に責任をもってほしい、日曜日の全体ミーティングでも再度皆にはその思いを伝えさせてもらいました。

これにはもう一つ理由があります。

先週の土曜日には戸田の花火大会が数年ぶりに開催されました。

これはボート部に在籍していれば誰もが経験するであろう大きなイベントであり、戸田のボート界でも久々の開催とあって大いに盛り上がったということは容易に想像がつきます。

部員らも今回は他大学の艇庫でご一緒させてもらうと聞いていたので、全員が初めて体験するイベントに、この日はさぞ盛り上がったのでしょう。

ですが、翌朝・・・。

練習に現れたその姿はどことなく疲れ気味で、なにやら気持ちの入っていない様子が窺えました。

また中には練習を欠席する者もいたので、その理由を聞くと前日にハメを外しすぎたとのことでした。

結果、起きてしまったことを後から責めることに意味は感じないため、私もとやかく言わず次で挽回しなさいとだけ本人にも伝えました。

ただ、今は1回、1回の練習の成果が結果につながる大事な時期です。

より高い意識とモチベーションで練習に臨んでほしい、そのことも含めて自身の行動に責任をもってほしいと思ったのです。

幸い午後には全員が顔を揃え、午前に比べれば表情もいい意味で変わっていたので、それ以後、何ら心配する必要もなかったわけですが。

そして水曜日には私自身も久々にトレーニングに参加しました。

この日はこれからのレースに向けてのコンディショニングを中心に指導をしてもらいました。

早速、保護者のみなさまにも内容を伝えさせていただきましたが、まさにこの一か月は出来ること、出来ないことをはっきりと見極めていかなければいけません。

一か月というのは本当にあっという間です。この短期間でできる練習量、そして技術の習得など限られているのが現実です。

であればベストのコンディションにもっていくことも重要になってくるのです。

それはまさに選手以外の皆ができることなわけですから、しっかりとレースに送り出していくためにも協力をお願いすることになります。

もしこのブログを読んでいただけましたら、どうぞご理解の上、可能な限りのサポートをよろしくお願いいたします。

それは普段、暑い中、ビデオ撮影してくれるTAも然りです。

補食など、今でもサポートは充実していますが、より必要なサポートをそれぞれが考え、実践してくれればレースを迎えたときにも思いはまた一段と違ってくるでしょうから。

ここからは本当に総力戦です。今、我々にできることをそれぞれが、それぞれの立場から。

さっ、今週末からいよいよ3クール目に突入です。

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