長い自粛生活の果てに

ブログを書きはじめて以来、一週間に一度は更新できればという思いで投稿してきましたが、今回はかなり間が空きました。前回の投稿からなんとなくお気づきの方も居られるかもしれませんが、濃厚接触(最終接触)からちょうど3日ほどが経過した朝に体の違和感を覚えました。その嫌な予感は的中し、その日の昼前には発熱、それから丸48時間は熱と頭痛に悩まされることとなりました。このご時世、どこも検査ができない状況が続いているということもあり、医師の電話診察の末、症状からみて、みなし陽性に認定され、一昨日、ようやくその長い療養期間を終えました。検査による確定診断はないものの症状からしてもコロナ感染であることはほぼ間違いなく、いまだに味覚と嗅覚は戻りません。

これだけの感染者数で、既に身近にも迫っていたとは言え、まさか自分が?と思いながらも近年は歳のせいもあってか体調に悩まされることもずいぶんと多くなりました。それでも基礎疾患があるからと心配された重症化には至らず、後遺症はあるもののこうして日常生活に戻れそうにある今は安堵の気持ちです。

当然、この間、仕事も欠勤、そして監督業においても参加することができずにいましたが、いよいよ春季合宿を開始するという大事な時期にあって部員らにも大変迷惑をかけました。幸い、合宿開始時にはリモートながら全員でミーティングし、これからの二ヶ月でやるべき方針、方向性のすり合わせは行え、それ以降、無事にスタートしている様子を知り、安心もしていました。ですが、昨日、約2週間ぶりにボートコースにも顔を出し、皆の元気そうな姿を見て嬉しくもありました。とは言え、さすがに自粛生活明けでの練習は厳しいと思い、練習時はビデオ撮りに専念しましたが、この時期とは思えないほどの気候に春の訪れを感じながら、日々の当たり前にあるこの情景はとても感慨深いものがありました。

また今日は昨日までの陽気な空模様から一変し、予定していた千葉大学さんとの合同練習もあいにくの冷たい雨に見舞われました。ただ、そんな空模様もお構いなしと言わんばかりに、普段とは違う顔ぶれで、共に汗を流すなど、こうした交流機会で多くの刺激をもらっている様子を目にすることができました。戸田という環境は多くの大学が集い、傍目からは多くの刺激をもらいます。ただ実際の直接的な交流はというとあまり目にしません。もちろんそれは私の知る限りのことですが、これだけの大学が集い、同じ場所で練習をする環境下で、こうした機会がないのはとても残念なことです。

元来、自身が現役の時はどちらかというと自ら距離を置いている節もありましたが笑、現代のこうしたコロナ禍にあって、何かと制限がある時代だからこそ、大学生活という限られた時間の中で一つでも多くの出会いやつながりをこれからも育んでいってほしいと思っています。

勢いあまってパソコンを開きつつも書きたい思いとは裏腹にあまり言葉が出てこない、そんな投稿になりました。こちらも体と同様、少しずつリハビリしながらにしようと思います。もしもこのブログにてボート部の近況報告を楽しみにしてくれている方がおられましたら、大変失礼しました。これからもボート部の今、そして自身の思いや感じたことを定期的に投稿していまいりますので、引き続きお付き合いください。

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